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今日は「ピーマン」のお話です。»

記事のカテゴリ: 食のエッセイ

今日は「ピーマン」のお話です。夏、真っ盛り。スーパーなどの店頭では、色鮮やかなピーマンが山積みで売られていますね。

この野菜は、大きめの一個で大人の一日に必要量(約50ml)のビタミンCが摂れる優れものなのです。またこのビタミンCは炒めてもほとんど壊れないという特徴があります。
そこで、今日は頭がしびれるくらいおいしいスタッドピーマンの作り方のお話ですが、まず、ピーマンを水でよく洗ってたてに二つ割します。ここに、小匙半分の塩、コショーで味つけし、卵をまぜた合挽き肉に炒めたタマネギのみじん切りを、すきまなく埋め込み、少量のワインと水で蒸し焼きにします。このメニューは香りがうすらぐので、ピーマン嫌いのお子様でもおいしく食べられます。
焼き汁に、ケチャップ、ウスターソース、しょうゆ、ワイン各大さじ1を足し、煮詰めたソースでいただくとお酒のつまみとしてもッタリですよ。

今日はレタスのお話です。»

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もう10年ほど前のことですが、レタスの撮影のため北広島市へ行きました。農家の方と畑に入り、その場で収穫したのですが、そのとき、ミルク色のしぶきが飛んだ一瞬は、まだ目に焼きついています。

それはまさに、畝の魚でした。そのレタスが甘く、おいしかったことは申すまでもありません。お店に露地ものが並びはじめる時期になりましたが、お買い求めの際は、ぜひ切り口を見てください。そこが、みずみずしいのが食べごろで赤茶けていたら鮮度は落ちています。この野菜は、低カロリーなのでダイエットにも良いようですよ。

レタスの「うまみ」は、その白い汁にあります。金物に触れると、この「うまみ」が死にますので、手でちぎるのが、一番です。

グリーンアスパラガス»

記事のカテゴリ: 食のエッセイ

5月末から、グリーンアスパラガスが食卓にのぼっています。
北海道野菜の先頭をきって、全国に出荷されていく、まさに北の「春告野菜」。ハウスものから露地ものに転換していくこの時期がいちばんおいしい時期です。価格も安くなり、まさに食べごろというワケです。

フライパンにバターを落として焼いたり、茹であがったものをサラダにし、ドレッシングであえたりと、いろんなヴァリエーションでお楽しみいただけますが、シンプルでおいしい料理法をひとつお知らせしましょう。
まず、鍋に水をはり、塩をお好みでいれます。沸騰したら、ハカマをていねいに取ったアスパラガスを茹でるのですが、肝心なことは、あまり茹ですぎないこと。2Lサイズですと、せいぜい2分半くらいでしょう。お湯から取り出したあとも、熱が芯まで伝わっていきます。これをマヨネーズでガブりとやるのが、最高においしいのです。お試しください。

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