04月
30
2010
NPO法人「農・と・ぴあ」第一回通常総会が開かれました
記事のカテゴリ: 北の農業トピックス
去る4月26日、札幌全日空ホテルにおいて、NPO法人「農村と都市を結ぶ応援団(愛称:農・と・ぴあ)の第一回通常総会が開かれました。設立登記日が4月1日というまだ若い団体ですので、これは実質的には設立総会ということになります。
この国をおおっている経済至上主義の風潮のなか、畑と食卓の距離がますます遠くなり、食の偽装問題の多発化や、こどもたちが牛やトンボの絵を描けない、お米や牛乳がどうして食卓にのぼるかわからない、などの従来では考えられ無かった問題が少なからず生じてきています。
一方農村では、顔の見える農業生産の推進やグリーンツーリズム、農村と都市間の「婚活」推進などの活動が芽生えて
きていますが、農村と都市、双方の信頼と交流はけっしてじゅうぶんとは言えません。
このNPO法人・農・と・ぴあは、それらの問題に取り組み、行政や関係団体と一体となって、地域の人材を発掘し、交流促進のさまざまなイベントを通じて農村文化の保全、食農教育や都市住民との相互理解を推進するものです。
これらは、まだ未開拓な分野ですが、当日は農業問題やエコ問題に携わった方料、理研究、グリーンツーリズムに従事された方、マーケット分析やPRの専門家など多彩な方々が参集し、今後の活動方針を確認した一夕となりました。