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農業イベント情報

今年も満喫しました〜「しんとつかわふるさとまつり」にエール!

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◆牛の丸焼きはもちろん、肉厚の笹だんご、お米のコロッケも何個食べても美味しい!
先週の日曜日、7月26日は、牛の丸焼きで有名な新十津川町のイベント「第23回しんとつかわふるさとまつり」に行ってきました。
天気は不安定で時々、小雨も降ってきて一時はどうなるかと思ったのですが、持ち直したのは天もこのお祭りを歓迎した証。


今年で23回目になる、「しんとつかわふるさとまつり」ですが、イベントも、食べ物もとても魅力的なんです。毎年、6000人以上もの人々が訪れるほどに、人気イベントですが、やはり目玉は美味しい食べ物でしょう!去年伺って以来、ファンになったこの「しんとつかわふるさとまつり」なのですが、やはり、食べ物が本当に美味しい!
毎年道内各地から挑戦者が殺到する、「新十津川泥(ディ)ブリッジ選手権大会」もすばらしいですが、それに勝るとも劣らないぐらい、食べ物が美味しいです。どれが美味しいというわけでなく、どれも美味しいのですが、紙面の関係上、私が好きだな、と思ったものを挙げていけば、まず、笹だんご。笹で包まれた肉厚のだんごは、甘すぎず、何個食べても美味しいです。
テレビにも何度も紹介された、といわれているのですが、本当に美味しく、町の方のお話では、この笹だんごを食べるためだけに、新十津川町に訪れる旅行客の方々もおられるとか。それに、お米のコロッケもとても美味しい!中を割ってみれば、お米の粒がキレイなのですが、その食感がたまらないんです。モチモチとしていて、味もカレー味と牛肉味があるのですが、どちらも美味しいです。(写真は新十津川泥ブリッジ選手権大会)

食べ物の美味しさもそうなのですが、新十津川町は環境問題やエコにもとても関心のある、意識の進んだ町でもあるのです。たとえば、大規模なイベントの際に必ず付き物になる、ゴミ問題でも、ゴミの分別に対しても、とても真剣で、ゴミ箱も、わりばし、生ゴミ、燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、ビンとひとつひとつ丁寧に分別しているんです。これは、去年伺った時もそうだったのですが、新十津川町がゴミや環境問題にも真面目に取り組んでいるということはもっと知られてもいいと思うのですが、そういう大事なことを、誰に言われるともなく、キチンとやるのは、新十津川町の方々のすばらしさじゃないかな、と。(写真はゴミの分別を訴えています!)


◆『野菜』作りや『手作りの木製のゴミ箱』を作る学生たち
可愛いけれど、悩みの種でもあるアライグマ
若い方々も、とても真面目で、新十津川農業高校の学生さんたちは、野菜を作ったり、手作りの木製のゴミ箱や、ベンチなども学習の一環として作られているのですが、その出来もオシャレでとてもすばらしかったです。
でも、新十津川町の方々が頭を悩ませていることもあるのです。たとえば、アライグマ。アライグマは元々日本にはいなかったのですが、アニメの1“あらいぐまラスカル”のように、可愛いというイメージだけで海外から輸入してきたりされたせいで、日本に根付いてしまったのですが、そのアライグマが農産物のある畑を荒らして、最近でも、畑のスイカがごっそり食べられたことがあったそうで、町の方々もその対策には莫大なお金がかかると頭を悩ませているそうです。
最後に、新十津川町を立つ前に、町役場の産業振興課長の後木祥一さんに、新十津川町について、いろいろ伺いました。(写真は自分たちで作った野菜を販売する新十津川農業高校の学生たち)

◆昔は新十津川町にも『十津川弁』が…新十津川町の歴史は古く、十津川村の方々が開拓したので、新十津川村になったのだそうです。
後木さんは最初に入植した方々から数えて4代目だそうで、お話では、昔は新十津川町にも、十津川村の言葉、十津川弁があったそうです。十津川弁の例を挙げるなら、
●『うるさい』は十津川弁で、『きょうとい』
●『来る』は、『きょる』
●『行く』は、『行きよる』、というなど、最近はあまり使われなくなったそうですが、そういう十津川由来の言葉も根付いているそうです。
長くなりましたが、新十津川町のすばらしさをわかってもらうには、写真や文章を読んでもらうのもいいのですが、やはり、実際に新十津川町へ足を運んでもらうのが一番いいな、というのが、今回、私が素直に感じたことです。(写真は会場を彩った美しい花々)
……また新十津川町に『きょる』からね!

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