伊賀の里「モクモク手作りファーム」を訪ねて
伊賀の里をたずねてきました。「モクモク手作りファーム」は体験メニューがしっかりして親子そろって楽しめるように考えられている、と実感した有意義な見学でした。
3月20日、朝、近鉄「難波」駅から近鉄奈良行きの急行に乗車。9時56分、JR関西線に乗り換え、亀山行きに乗車しました。加茂駅で再び乗り換え、11時には、伊賀上野駅に着きました。
バスの便がないので、駅からタクシーを呼ぶ。20分ほどで、伊賀の里「モクモク手作りファーム」の駐車場に到着しました。まず、入口にある農産物直売所「モクモク元気な野菜塾市場」へ向います。ここでは、季節の野菜販売のほかに、地場産の大豆で手作り豆腐を作っていました。直売所のそばに、足湯の施設があり、さっそく足を。もくもくの湯。入場料は大人1,000円也。
焼き豚専門館のそばで、上げたてのメンチカツを販売しており、1個100円ですが、これがジューシーでなかなかおいしかったです。
「農村料理の店もくもく」で昼食。十割蕎麦。これは、三重県産ではなく、この時期は、北海道・幌加内産を使用しているとのことです。さきほどの豆腐工房の手作り豆腐を試食。味が濃く、甘味があり、大豆の香りがする豆腐は、絶妙の味わいでした。
モクモクショップのウインナー、ハムは、数々の賞をとっているらしく、なかなか魅力的な品ぞろえでした。
ファーム入口から入村する。豚のテーマ館では、ミニ豚の芸をやっていました。席はこどもたちで満席で、人気の高さがわかります。
バーベキューハウスも、満席でしたが、なんといっても、このファームの良さは、体験メニューがしっかりしていることです。この日も、手作りウインナー教室、いちご摘み体験、いちご大福づくり、豚まんづくり教室、ミルクパン教室など、みな満席の盛況でした。地ビール工房では、手作りビールの教室もあり、これも楽しそう。季節によっては、乗馬、乳しぼり、レンコン堀りもできるとの話でした。こどもたちのためには、イカダ乗りや竹馬遊びもでき、親子そろって楽しめるように考えられている、と実感したことでした。
交通の便は、あまりよくないので、13時すぎ、タクシーを呼び、伊賀上野駅にもどります。ここは、俳聖・松尾芭蕉の生誕の地。生家をぜひ見学したかったのですが、今回はあきらめました。なにしろ、大阪行きの列車は、1時間に1本しかなく、14時31分の加茂行きに乗り、天王寺には16時過ぎに到着しました。有意義な見学でした。