お手入れは大切!
野菜も花もこの時期大事なのは土壌の温度。特に、種子から育てる時は土壌の温度が発芽温度にならないと芽が出てきません。苗も土壌の温度と気温は大きく成長するための大切な要素です。
新芽の間引き
種から育てた作物もこの時期になると丈も大きくなってきます。種を点播きや筋蒔きで巻いた作物はそろそろ窮屈になってきていますので、一番良さそうなものを選びそれ以外を間引きします。また、トマトやミニトマトなどは枝の間から脇目が出てくるので小まめに摘み取るようにします。
追肥を忘れずに
作物の生長が活発になるこの時期になると畑の中の栄養分も不足気味になってきます。今は花が咲き、これから実がなる大事な時期ですので、追肥を施しましょう。追肥に必要な肥料の成分は作物によって異なるので園芸店や専門家にアドバイスしていただくのが安全です。追肥の施し方は、畝を作って植えている場合は畝の谷に、写真のように単独で植えている場合は周囲に溝を掘って施します。注意点は作物の根に直接触れないように施すことです。追肥後、雨が降ると肥料分が土中にしみこみ元気に成長を続けます。
今回も、近所の市民農園を管理している方に教えていただきました。限られたスペースでたくさんの種類の作物を育てている場合、肥料の種類によっては他の作物に悪影響を与えることも有るので専門の方のアドバイスを受けた方が良いとの事でした。
参考サイトのご紹介/農業月刊誌農家の友
家庭菜園に挑戦してみたい方には、社団法人北海道農業改良普及協会「農家の友」のサイトがお勧めです。サイト内には、農業技術や農業生活、家庭菜園などについて詳しく解説されているので是非参考にしてください。
◎社団法人北海道農業改良普及協会について―社団法人北海道農業改良普及協会は、[豊かで幸せな農業・農村生活を創造するために日々努力を積み重ねている農業者]と手を合わせて未来を築く支援に取り組んでいます。昭和23年に「農業改良助長法」が制定されてから食糧増産技術員が全道に配置されて普及事業が始まり、翌年にはさらに専門技術員も配置されるなど、その歩みは60余年になります。