話題の健康サプリ 黒豆の酢大豆
北海道は、豆王国といわれるほどの産地です。今回紹介している黒大豆は、最近特に人気があり、炒り豆、煮豆、お茶、デザートで話題を呼んでいます。
黒大豆は、中国の古い薬物書でも、諸毒や腫を消し、腎臓を補い、血を活かしーなど、漢方薬に用いていたことが記されています。
カンタンでおいしい【黒豆の酢大豆】
材料
- 黒大豆(ホクレン小袋豆・光黒大豆/北海道産):250g
- 黒砂糖:適量
- 黒酢(又は純米酢):500ml
作り方
- 水洗いした黒大豆をザルにとり、フライパンで炒ります。(火加減は中火。皮が弾け皮が割れるまでから煎り)
- あら熱がとれるまで冷まします。
- 広口の瓶に、冷ました黒大豆と黒酢、黒砂糖を入れ蓋をしてください。
- 瓶に黒大豆全量と黒砂糖適量・酢を豆の上面より1cm程上までいれ蓋をします。
- 黒大豆が酢を吸って膨んできたら、再び酢を足して二晩ほどおいてください。
【薬効などの話】
大豆は、タンパク質に含まれている必須アミノ酸のバランスが素晴らしいことから、「畑の肉」と呼ばれるほど機能性成分に優れた食品といわれています。
その大豆の仲間の中でも「黒大豆」の薬効は群を抜いているようで、中国の古い薬物書でも諸毒や腫を消し、腎臓を補い血を活かし―などと、漢方薬に用いていたことが記されています。良質なタンパク質が豊富で、ビタミンB群、ビタミンK、イソフラボン、サポニン、レシチン、食物繊維など、およそ16種もの栄養素を含んでいます。これらが、婦人科系の病気予防をはじめ動脈硬化、高血圧、肥満、糖尿病などの生活習慣病予防や免疫力向上に効果があるようです。
また、骨粗しょう症など更年期障害の予防に効果があることですっかり有名になった成分の「イソフラボン」についても、黒大豆は、特にその成分含有量が高いといわれています。
※なお、ご覧のサイトで紹介している薬効の内容につきましては、古くから伝えられる文献等を参考にして記載しておりますので、あくまでも健康的な食卓の話題としてお受けとめください。
参考サイト長谷部商事株式会社
ここで紹介した「黒豆の酢大豆レシピ」は、石狩の穀物食品問屋の老舗として知られる長谷部商事株式会社さんのサイトで紹介されているレシピにならって、分量を少なめにして実際に作ってみたものです。同サイトでは、ほかにも【簡単!黒大豆のお茶リゾット】なども掲載されています。
【もっと、野菜について知りたい】
まだまだ「いろいろな情報があればいいのに!」という方は、ホクレン農業協同組合連合会のサイトを訪ねてみませんか?